ドイツのサッカーチームでプレイする日本人選手は海外組の中で一番、人数が多いのではなかろうか?
そんな中、活躍している日本人選手をピックアップして、所属しているチームのランキングを比較し、どこが一番強いのか調べてみた。
目 次
・ドイツのサッカーチーム(構成)
ピラミッド型構成で、ブンデスリーグ(1部)18チーム、ブンデスリーグ(2部)18チーム、北部、南部各チーム18チームの合わせて54チームで構成されている。
シーズンはその年によって多少の違いはあるが、大体その年の8月上旬から、翌年の5月中旬までとなる。現時点では、丁度、2018−2019シーズン真ん中と言える。ドイツの冬場は厳しいのでクリスマス前から、1月下旬まで、約1ヶ月の中断期がある。
基本、土曜日開催で15:30からの試合になるが、日曜開催もある。このときは17:30からの開催が主だ。
日本のJリーグもお手本にしているリーグ運営なので、しっかりしている。
シーズン日程は基本、開幕1ヶ月以上前には決まり、土日どちらかの開催家の場合、キックオフ時間含め、試合の2週間前には発表される。
・ブンデスリーグ(2018)のチーム
今の時点のブンデスリーグ(1部)18チームは、
- バイエルン・ミュンヘン
- シャルケ04
- ホッケハイム
- ドルトムント
- バイエル・レバークーゼン
- RPライプツイ匕
- シュトゥットガルト
- フランクフルト
- ボルシア・メンヘングラードバッハ
- ヘルタ・ベルリン
- ヴェルダー・ブレーメン
- FCアウクスブルク
- ハノーファー
- マインツ
- SCフライブルク
- ボルフスブルク
- デュッセルドルフ
- ニュルンベルク
となっている。
・所属する日本人選手
・香川真司(ドルトムント)
ロシアワールドカップ日本代表メンバー、2019アジアカップ日本代表には選出されていない。
2010年からドルトムントに移籍、その後、プレミア・リーグのマンチェスター・ユナイテッドに移るが、あまり出場機会に恵まれず、2年を経てドルトムントに復帰した。
昨シーズン、19試合5ゴールを決めるが、最近は出場機会に恵まれていない。スペイン移籍を希望しているようだがオファーはなく、しかし、ブンデスリーグでは人気が高い選手。
・長谷部誠(フランクフルト)
ロシアワールドカップ日本代表キャプテン。ワールドカップ終了後、代表引退を宣言する。
代表キャプテンを8年努め、まさに日本代表の精神的支柱と言っても過言ではない。
ブンデスリーグ在籍も12年を迎え、ベテランとして、チーム、監督からの信頼も厚い。
・鎌田大地(フランクフルト)
長谷部のチームメイト、昨シーズン序盤は起用されたが、結果が出せず、徐々に出場機会を失った。しかし、ホームで彼の素質は評価され期待されている。
・久保裕也(ニュルンベルク)
ベルギーのヘントからレンタル移籍してきたが、ヘントでは59試合で22ゴール、その前のスイスのヤングボーイズでは137試合39ゴールの実績を買われ、攻撃面を期待されている。
ドイツに完全移籍できるかどうか、今後の活躍が期待されている。
・浅野拓磨(ハノーファー)
Jリーグ広島でDFの裏へ抜ける快速を活かし、日本代表でも活躍したので、プレミア・リーグ、アーセナルに移籍した。そこからレンタルで、シュトゥットガルトに2年移籍したが今季はハノーファーに移籍している。ドイツで結果を出せるかどうか、今後、日本代表に選ばれるためにも鍵となるであろう。
・原口元気(ハノーファー)
ロシアワールドカップであの、ラウンド16ベルギー戦でゴールを奪い、世界を驚かせた。
2014年、ヘルタ・ベルリンでプレーし、昨シーズン後半、レンタルでデュッセルドルフでプレーした。ハノーファーはドイツで3チーム目だが、あのベルギー戦でみせた、屈強DFをものともしないプレイでゴールを奪ってもらいたい。
・大迫勇也(ブレーメン)
ロシアワールドカップでは体幹の強さも、高さの強さで、劣勢と言われた予選のコロンビア戦でまさかのヘディング弾を決めた。
ケルンでプレイしていたが新天地を求め、ブレーメンに移籍した。また、新星森保ジャパンのFWとしても選ばれ、新メンバー、中島、南野、堂安の中盤のワントップとして、親善試合で結果を出している。若手中盤の新メンバーとロシアワールドカップ経験のベテランFWの絡みが合って面白い。
ドイツでも結果を出して欲しい。
・宇佐美貴史(デュッセルドルフ)
19歳でG大阪からバイエルンに移籍したが結果が残せずにG大阪に戻った経験を持つ。
2016年当時2部であった、デュッセルドルフに移籍し、28試合8ゴールを決め、チームの1部昇格に大きく貢献、信頼を得た。
・2018−2019シーズン現時点順位
現時点のブンデスリーグは17試合を終え、順位は以下の通り。
- ドルトムント 香川真司
- バイエルン・ミュンヘン
- ボルシア・メンヘングラードバッハ
- RPライプツイ匕
- ボルフスブルク
- フランクフルト 長谷部、鎌田
- ホッフェンハイム
- ヘルタ・ベルリン
- バイエル・レバークーゼン
- ヴェルダー・ブレーメン 大迫勇也
- SCフライブルク
- マインツ
- シャルケ04
- デュッセルドルフ 宇佐美貴史
- FCアウクスブルク
- シュトゥットガルト
- ハノーファー 原口、浅野
- ニュルンベルク 久保裕也
まだ残り、10試合以上も残っているので、現時点で判断はできないが、香川のドルトムントが
一番強い結果となった。
・まとめ
- ドイツのサッカーチームの構成はどうなっているのか?
- 所属している日本人選手はこの8人(1部リーグに限る)。
- シーズン半分が終わって現段階で一番はこのチーム。
- 今後の活躍に注目!
これから日本代表も始動します。
是非、ドイツで良い結果を残し、日本代表に選ばれることを期待しています。
以上、きくりんでした。