こんにちわ、きくりんです。
日常生活の中で、子供の防犯対策は急務です。
特に幼い子供が連れ去られたり、トラブルに巻き込まれる事件が、後を絶ちませんね。
他人事では済まされません、今一度、親子、家族、で子供の防犯について確認しておきましょう。
目 次
・「知らない人」ってどんな人のことを言うのか?
「知らない人」についていかないこと。
お題目のように言われていますけど、「知らない人」ってどんな人を言うのでしょうか?
具体的にどんな人が知らない人なのか、きちんと家族の中で定義して、伝えておきましょう。
近所で顔は見たことあるけど、名前はしらないから知らない人、だとか、お父さん、お母さんが知らない人は知らない人だよね、とか、また、例え、顔見知りで親の許可なしで、一緒についていかないことも教えておきましょう。
親が子供の居場所、行動を把握できていることが最低条件ですね。
・「知らない人」の具体例
・お父さんとお母さんが知らない人は「知らない人」。
・君、あなた、が知らない人は「知らない人」。
・その人の住んでいるところを知らない人は「知らない人」。
・子供を誘うパターン、声掛けの具体例は?
連れ去りの手口は、先ず「声掛け」から。
言葉巧みに声掛け、誘い、車などに誘導するパターンが多いでしょう。
お子さんに具体的に例をあげて、日ごろから、このような言葉を掛けられたら
スイッチを入れて、気を付けモードにさせましょう。
できれば、なるべく一人での登下校は避けて、友達、その兄弟、特に大きなお兄さん、お姉さんと一緒に登校、下校は家が近所のお友達と帰るのが理想ですね。
連れ去り前の声掛けは、大抵、一人でとぼとぼと歩いている子供が狙われます。
一人の時は特に、気を付けモードをいつでもオンにできるようにしておきましょう。
・声掛けのパターンの具体例
・子供が興味を引くゲームとか、玩具で気を引く。
「うちに最新のゲームがあるから、一緒にやろうよ!!」
・困っている装いをして誘う。
「具合が悪いから、病院まで案内して…」
「公園のトイレを探しているんだけど、近くにない?」
・緊急を要する装いをして、煽る。
「お母さんが事故にあった。今すぐ、入院している病院へ行こう!!」
・魅了的な1段階上の大人の世界へ誘う。
「君ならモデルになれるから、事務所に紹介しよう。今から行こう!!」
等々、どれもそれらしい感じですね。
・日ごろから親子でシミュレーション、はっきり断る練習を!!
日常的に防犯シミュレーションを繰り返しておくと、直感的に反応し、すっぱり断れるようになります。
ここでモジモジしたり、相手の声掛けに乗っかるような会話に持っていかれるとそれこそ、相手の思うつぼです。
親御さんが不審者役になり、先ほどの声掛けパターンを真似、もしくは似たようなパターンの声掛けをして練習をしておきましょう。
先ずはきっちりと断る回答をすること、相手がしつこい場合、助けを呼ぶ、防犯ベルを鳴らすなど、発展的な練習にしてみても良いかもしれません。
・声掛けの断り方
・「嫌です」
・「行きません」
・「知りません」
・「お父さん、お母さんにきいてください」
・「お父さんかお母さんに聞いてきます」
ながながはなさず、短い言葉できっぱり断るのがコツです。
断ったら、その場に立ち止まらず、動き出しちゃった方が良いですね。
スタスタと。
・親御さんは一緒に通学路を点検してチェックしておきましょう!!
親御さん、ご家族の方は、通学路を一緒に歩き、危険と思われる個所をチェックしておきましょう。
お休みの日、これから夏休みですし、ゆっくり時間をかけてみることも可能でしょう。
工事現場、植栽の多い公園(見通しが悪い)、駐車場、駐輪場など、こどもが孤立しやすい箇所をチェックし、一人では立ち入らないように指導しましょう。
また、交通安全の目でチェックしても良いかもしれませんね。
・通学路(塾も含む)要注意箇所は?
・見通しの悪い公園
・見通しの悪い空地
・駐車場、駐輪場
・工事現場など
・まとめ
◆:「知らない人」を家族の中できちんと定義する。
◆:声掛けのパターンを意識しておく。
◆:日ごろから親子、家族で声掛けに対する断りの練習を積んでおく。
◆:通学路、通塾路の危険個所をチェックしておく。
これから夏休み、開放的になり、気も緩みますが、日ごろから注意を払って、落ち着いて対応すれば大丈夫。
準備は大切ですよ。
以上、きくりんでした。