こんにちわ。きくりんです。
今日は、地元の調布、深大寺から、近くの神代植物公園への散策、途中、お蕎麦や、散策後、温泉などで疲れを癒す、1日満喫できる散策ガイドをご紹介します。
・深大寺
・住所:調布市深大寺5−15−1
・電話:042−486−5511
2017年9月に釈迦如来像(白鳳仏)が国宝に指定され、国宝仏として東日本最古のものとして、注目を集めている。
深大寺といえば、すぐに思い浮かぶのが、湧き水、蕎麦、縁結び、だろうか?
もともと、深大寺と水の関係は、深い。寺の名の由来は西遊記で登場する、三蔵法師を砂漠の難から救った、水神・深沙大王であると伝えられている。
寺ができたのは、福満が息子の満功上人(まんくうじょうにん)の恋を成就させる為、深沙大王に祈願し、その恋が成就した、ということから、満功上人が開創したと伝えられている。
なので、深大寺は縁結びの神としても有名なのです。
深沙大王のおかげなのか、深大寺周辺は湧水源が複数ある。実際の地形としては、国分寺崖線で、崖線から湧き出す豊富な水源が田を潤して、水を求めて人が集まったことから、人々の間で、水神信仰が生まれたのだろうと言われている。
今でも周辺にはお蕎麦屋さんが数件、軒を並べ、休日は賑いを見せている。
これから、暑くなるので、納涼感満載の湧き水、木々に触れてみてはいかがでしょうか?
・境内のスポット
・山門
境内で一番古い建造物、茅葺き屋根が残るのはここだけ。あとは、幕末の火災で消失してしまった。
・常香楼(じょうこうろう)
お線香を炊く、お賽銭を入れて、お線香を火種に入れて、火をつけてください。煙を手ですくって、体にかけるようにして、参拝前に身を清めます。
神社などではお水で清めたりもしますね。
気がつかなかったのですが、屋根に獅子の梁(はり)があり、本堂側の獅子の梁に獅子の鼻辺りに、火災の跡が見られるとのことです。他の箇所と見比べて見てください。
・元三太師堂(がんざんたいしどう)
元三太師(慈恵太師)像が置かれている。厄除けの護摩焚きの祈願が行われる。
像は25年ごとにご開帳される。次回、拝観できるのは予定では、2034年との事です。
・お守り、御朱印
最近、御朱印巡りも女性の間では密かに流行っている?との事なので、ご紹介します。
縁結びのお守り、厄除けの鬼のような大師の施した絵のお守り、いずれも500円で販売されています。
ご朱印帳は1,500円、ご朱印は3種類あり、いずれも300円で販売されています。
・国宝釈迦如来像(白鳳仏)
山門をくぐり、左手の釈迦堂の中に、安置される。腰をかけたようなお姿で、丸みを帯びた姿が優しく感じます。左右には、白鳳仏を挟むようにして、薬師如来像、聖観音菩薩像が立っている。
2017年に国宝に指定され、寺所蔵では都内唯一の国宝仏となった。
白鳳時代の作ということから、「白鳳仏」と呼ばれ、開創時に本尊出会った記録が残っていることから、7世紀後半の作とされている。腰掛けた様子が、大陸文化の影響を受けているということが伺え、1,300年を経過した仏像であると見られ、鎌倉の大仏よりも500年ほど古いことになる。
しかし、1865年、寺が火災で元三大師堂の下に仕舞われていたそうだ。
1909年、文化的存在価値として、認められ、1913年(大正2年)に旧国宝になり、1950年(昭和25年)には、重要文化財に指定され、今回、新たに国宝に指定された経緯がある。
像の右手、中指、薬指が無いので、拝観された時に注意して見て見てください。これは、火災の時に、鎮火の目的で、池に投げ込まれた時に消失したと言われています。
・深大寺周辺のお蕎麦屋さん
深大寺で散策、国宝の白鳳仏など拝観し、少しお腹が減ったら、是非、周辺のお蕎麦屋さんで、お蕎麦を堪能して見てください。いくつか、お店を紹介します。お蕎麦を待っている間、一品頼んで、冷酒、地ビールもオススメです。
・雀のお宿
お店はしっかりとした感じの作りで縁側席もあり、ゆったりした感じです。そば粉は北海道産を使用。きのこそば(1,200円)、天ざるそば(1、700円)、一品オススメ、地鶏焼き(1,000円)
・湧水(ゆうすい)
他店に比べ、細麺仕様になっている。群馬産、会津、北海道産の混合も使用。湧水もりそば(750円)、一品オススメ、キツネあげ(950円)
・そばごちそう門前
そば粉は、白神山地、北海道、山形産を使用。山菜そば(1,050円)、一品オススメ、そば粉入りのニラ焼き(370円)
・元祖 嶋田屋
深大寺で一番の老舗、野草天セット(野草天ぷらとお蕎麦セット・1,800円)、一品オススメはみそおでん(420円)
・玉乃屋
そば粉は北海道産を使用。細打ちせいろ(1,000円)、ニシンそば(1,400円)、一品オススメは、そば味噌(刻みネギ、そばの実を西京味噌で薄焼き、350円)
どちらも個性があり、美味しいです。ハズレは無いので、好みと雰囲気で行って見てください。
・散策途中に体験と甘味などをつまむ
・むさし野深大寺窯
陶器、土鈴販売、らく焼き体験ができます。
らく焼きはお皿、カップ、色々なものが選べます。まず、白い無垢の陶器を選び、店内の用意されている、筆で色々な色のものを使って図柄を陶器にデザインしていきます。出来上がったら、お店の人に渡して窯で焼いてもらいます。約20分ほどかかるので、店内見ても楽しいし、時間まで散策も良いかもしれません。
・だるチャンのおうち
正直、初めて知り得た情報でした。
深大寺の女性がプロデュースしているゆるキャラ
「だるチャン」
の公式ショップ。だるまモチーフの雑貨、おもちゃでの遊びも。
「だるま作り体験(2,500円)」も可能。布を貼り合わせて作っていく、好きな顔を書いたら、オンリー・ワンだるまをゲットです。
一番人気商品は「ちいだるま 700円」
・あめや
斬新な蕎麦の材料でこしらえたスイーツを提供。
「ソバパン あんこ、キーマカレー、高菜、など 各300円」
「焼きもち 高菜、あんこ 各200円」
「揚げそば串 ごま、きな粉、各200円」
・梅月
「そば粉入り、大判焼き つぶあん、栗いりしろあん 各120円」
「そばまんじゅう 5個入り 480円」
・鬼太郎茶屋
ここは入り口近くに店を構える、今ではランドマーク的存在。
鬼太郎の生みの親、故水木シゲルさん出身の鳥取の名産品が使われる。
「じゃコロッケ コロッケをじゃこで練っている。鳥取のグルメ。200円」
「目玉おやじ焼き団子 500円」
「目玉のオヤジマン 200円」
「ゲゲゲラテ 鳥取の牛乳を使用。カフェラテ 500円」
・神代植物公園散策
・調布市深大寺元町5−31−10
・042−483−2300
・9:30〜17:00まで(月曜日、年末年始は休園)
1962年開園、約48万㎡という広大な敷地内に、約4,800種の植物がある。
有名なのはバラ園、桜や、ツツジも多彩。無料、有料エリアがある。食虫植物などもあるので、なかなか見応えがある。
「春」ソメイヨシノ、シダレサクラ、ハナミズキ、ボタン、スイレン、サツキ等。
「夏」アベリア、バンパスグラス、アスチルベ、モミジアオイ、サルスベリ等。
「秋」キンモクセイ、ネムノキ、バラ、サザンカ、キク、カエデ等。
「冬」クリスマスローズ、ツバキ、ウメ、フクジュソウ、ボケ等。
深大寺の横を抜けていくと早道。
・最後に温泉で一息つきたい
・深大寺天然温泉 湯守の里
・調布市深大寺元町2−12−2
・042−499−7777
・10:00〜22:00年中無休だが、メンテナスの臨時休業があるのでお出かけの前にお問い合わせ下さい。
参拝、散策、食べ歩き、植物公園散策のあと、ちょっと疲れた体を潤したい、というなら、オススメはこちら。
塩化物・塩化ナトリウム泉質。体と同じくらいの塩分濃度で、負担が少ない。多様なお風呂が用意され、玄関の位置は風水が取り入れられ、レイアウトされている。露天風呂には岩場に中国の四神があり、縁や金運を司るというのが深大寺らしい。
・高見桧風呂
ヒノキの香りで森林浴効果、リラクゼーションを演出。
・黒湯
地下1、500mの地層から生成されるフミン酸、ミネラルを多く含み、疲労回復を促す。
・香り風呂
アロマの香りが鎮静作用を促す。
・岩盤浴
天然ラジウム石、麦飯石、ピンクシカリ石など、新陳代謝促進、疲労回復、美肌効果、精神安定を促す。
このほか、リフレクソロジー、天然植物油のリンパマッサージ、アルコール類、お食事処もあるので、お風呂上がりに堪能して見て下さい。
以上、きくりんでした。