おはようございます。大分、ご無沙汰して申し訳ないです^^;
4月25日(水)、平日でしたが調布、味の素スタジアムでサッカー、J1リーグ、第10節、FC東京ホームゲーム、サンフレッチェ広島戦が開催されました。
なんとか会社を定時退社して観戦できましたよ。
さて、今回の相手の広島は第9節までなんと、無敗、つまり1回も負けゲームがないという、なんとも現段階でダントツで1位のチームなんです。
昨シーズンは最終節で戦い、広島は負ければJ2降格という危ないところ、2対1で東京に勝利してJ1残留を果たしました。
しかも、広島の今シーズンの監督はJFKこと、城福 浩監督。なんとも東京には苦い思い出のある監督です。
なぜって??、2010年、2016年2回に渡り、東京の就任したものの、いずれも不調でシーズン途中の解任となっている。
しかし、今シーズンはこの快進撃。これって、何??、選手と監督の相性?、それとも、選手自身のポテンシャルとか、それが監督の戦術にマッチしている?とか?、よくわからんなぁ。
まぁ、それはいいとして、1位と2位の直接対決の試合内容はこんな感じになりまた。
東京は4−4−2、広島も同じ4−4−2のシステム。
東京のツートップは共に新加入の快速No.15永井選手、No.9ディエゴ・オリベイラ選手。
広島は、ツートップの一人、は元ガンバ大阪に在籍したパトリック選手、現東京監督である、長谷川監督のG大阪時代には3冠制覇も経験した、ある意味教え子的な選手でしょう。
・前半の攻防
試合後のデータを見ますと、前半、15分くらいまでは東京がボールを支配できました。
(約6割ポゼッションできたみたいですね)
かなりハードワークして、相手にプレッシャーをかけ、ボールを奪いに行くシーンが見られました。
しかもここで早い時間帯に得点できたことが良かったですね。
・得点シーンは?
先ずは東京は、センター付近から前にボールを送ろうと試みます。昨年まではゆっくりとボール回してサイドから放りこむパターンが多かったのですが、今年はNo.8高萩選手から縦にパスを送る場面が良く見られます。
そして、今年の東京はツートップの永井、ディエゴ選手が良い。永井が速度超過の切符を切られるんじゃないかくらいのスピードで相手の裏を狙う。合わせてディエゴ選手はボールが相手から奪われず、キープできるので攻撃に貯めが生まれる。要は攻撃の時間稼ぎができるから、見方も攻撃の人数かけられるのです。
やはり、前半5分、高萩選手のパスを受けたディエゴ選手がボールをキープして、ペナルティエリアにボールを持ち込みます。ここで相手DF選手がたまらず、ディエゴ選手を止めるべく、足をかけてしまい、PK(ペナルティ・キック:反則の1つで、攻撃の選手を足、手などを使って故意に倒したりして、妨害してしまうこと。ペナルティエリアでキーパと1対1で攻撃が認めらる。キックするまで、味方、敵ともエリアに入ることはできない)
ディエゴ選手は独特のリズムを刻み、相手GK(ゴール・キーパ)のタイミングを外して、これを決めて、先制しました。
これで手を緩めない東京は、前半9分、またもディエゴ選手が持ち込みます。しかし今度は相手DFに囲まれ、なかなかスペースがなくシュートを打てません。しぶとくボールをキープしていると、相手GKが寄ってきました。ここでしぶとくキープ出来たのが良かった。
後ろから永井選手が切れ込んできました。ディエゴは後ろを向いて永井選手にパス。
これをダイレクトで蹴り込み、追加得点です。
前半20分前に2点先制、しかし、これで広島に火をつけることになりました。
前半30分までは、ほぼ、ポゼッション敵に半々くらいの感じでしたが、やはり、前半飛ばし多分、東京の運動量が徐々に落ち始めました。
30分すぎると、ポゼッション率は東京が約3割、広島は7割です。ほぼ、ボールを持たれ、攻撃される展開でしたが、なんとか前半、0点に抑えて、折り返します。
前半は広島が右サイド機転にゲーム・メイクする動きでした。これに対し、東京は右、左、センターを運動量豊富に使っていた感じです。しかし、選手に疲れも見えるので、後半は選手交代含めた、ベンチワークが鍵になりそうです。
・後半の展開
後半開始、おそらく広島はかなり、前のめりでせめて来るはず。前半の2点を取り返さないと行けないから。そこをカウンター狙いたいって思います。
後半開始6分、そのカウンターが炸裂します。高萩選手が中盤から、アウトサイドのキックで走り込むディエゴ選手にパスを供給。
DF2人いましたがトラップしたあと、右に流し、GKをポストの右に引き寄せます。
そこを、左サイドのポストめがけシュート。
これはGKも右に意識が寄っているので、反応できない。しかし、外国人特有の足の長さを持ってできるシュートだなって、思いましたね。
後半の入りは東京が攻め立てましたが、徐々にボールが奪われ始めました。
後半15分、ここで抉じ開けられます。右サイドからパトリック選手が、ゴー襲いかかり、シュート、これをNo33.GK林選手が弾き、再度パトリック選手の所に転がり、またシュート。今度も弾きかえすがセンターに跳んだボールを攻め込んできた相手選手に押し込まれて、1点返されました。
うーむ、良くしのいだが、流石に1位のチーム。この貪欲さが9戦無敗の証だろうか?
さぁ、切り替えろ。
まだ2点あるんだ。
そう、心で呟いて、応援した。
しかし、残りは30分もある。どうしのぐのか、また、追加点取りに行くのか、これは面白いがしびれる展開になった。
広島は後半5分分過ぎてから、3人を交代させてきた。東京は??
後半10分、永井選手OUT,No20.前田選手IN,うーん、これは長谷川監督、2点差で逃げ切る作戦だなと思った。前田選手は元日本代表、悪くないが、やはり、年齢もあり、早い攻撃には向いていない。でも守備は流石にピカイチ。あとはサイドからのハイボールに合わせれば得点も期待できる。
個人的には、もう1点を取るならNO.15 久保選手でも良いのかなと期待していた。
バルサ仕込みのドリブル突破は、後半疲れてきた広島には効いて来ると思ったのだ。
そしてNO.39もりもりこと、大森選手に変えて、No.27田辺選手、ディエゴ選手に変え、No.17富樫選手が入った。
残り13分、最大のピンチが訪れた。広島の分厚い攻め、これはヤバイ。
何度も放り込まれてははじき返し、また放り込まれ、はじき返し、結局、ここを乗り切ったのがデカかった。
・今後の展開
ともかく、負け無しの広島に土をつけられたことは大きな意味がある。
FC東京は勝ち点19に伸ばしたが広島はダントツ、25点でトップ変わらず、この勝ちは次の名古屋戦に勝利しないと意味をなさない。名古屋は現在7連敗中とはいえ、監督は昨年優勝の川崎を作った風間監督だ。
東京が広島を倒したごとく、何か策を練って来るはず。
油断は禁物だ。
GW連休初日。もちろん応援に行きますよ。
VAMOS!! Tokyo
きくりんでした。