こんにちわ、きくりんです。
15日、今月の欧州遠征、日本代表メンバーが発表されましたね。
ベルギーでマリ(FIFAランク69位)、ウクライナ(FIFAランク35位)、と国際親善試合を行います。(日本のFIFAランクは55位)
目 次
1.選出メンバーは?
今回、選ばれた選手は下記の通りです。
GK
川島永嗣 メッス(フランス)
東口順昭 G大阪
中村航輔 柏
DF
長友佑都 ガラタサライ(トルコ)
槙野智章 浦和
森重真人 東京
宇賀神友弥 浦和
酒井宏樹 マルセイユ(フランス)
車屋紳太郎 川崎
昌子 源 鹿島
遠藤 航 浦和
植田直通 鹿島
MF
長谷部 誠 フランクフルト(ドイツ)
山口 蛍 C大阪
森岡亮太 アンデルレヒト(ベルギー)
柴崎 岳 ヘタフェ(スペイン)
大島僚太 川崎
三竿健斗 鹿島
本田圭佑 パチューカ(メキシコ)
小林悠 川崎
大迫勇也 ケルン
原口元気 デュッセルドルフ(ドイツ)
宇佐美貴史 デュッセルドルフ(ドイツ)
杉本健勇 C大阪
久保裕也 ヘント(ベルギー)
中島翔哉 ポルティモネンセ(ポルトガル)
残念ながら、ケガで休んでいる、香川(ドルトムント:ドイツ)、吉田(イギリス:サウサンプトン)、そして、最近好きな乾選手(エイバル:スペイン)は招集外でしたね。
恐らく、乾はここ17試合、コンスタントにリーグ出場しているので、疲労を考慮したのかなと思います。(でも、ケガもしてないし、ちょっと??)
そんな中で、嬉しいのが、
- 森重真人選手
- 中島翔哉選手
の選出でした。森重は昨年7月後半にケガ(左腓骨筋腱脱臼)で全治4か月の重傷、ほぼ、半分のシーズンを棒に振りました。2018シーズンはスタメン復帰して頑張ってます。また、中島は2017、8月後半に、FC東京から、ポルトガル一部リーグのポルティモネンセに期限付き移籍を果たし、移籍後、9試合で8点を記録し、リーグ月間MVPにも選出される活躍をしています。
2.森重はどんな選手?
- 生年月日 1987年5月21日 30歳
- 出身 広島県広島市安佐北区
- 身長㎝/体重㎏ 183/78
- 愛称 もりげ、おでんくん
■:プロ入り前
幼少のころから、強豪サッカークラブでプレイし、全国大会出場もしている、中学ではサンフレッチェ広島ジュニアユースに所属し、元浦和レッズDFの槙野智章とチームメイトであった。当初、槙野とFWで2トップを組んでいたらしいが、MF(ボランチ)にコンバートされ、頭角をを現したようです。
残念ながらサンフレッチェ広島ユースの昇格はならなかったようだが、高校に進学しU-17日本代表選抜にも選ばれている。
■:大分トリニータ
結局、地元サンフレッチェ広島から声は掛からず、2006年大分トリニータMFで入団したが、当時の監督が、その、空中戦での強さ、相手の動きを読んでのインターセプトなど、その読みの良さとフィジカルの強さからDF(センターバック)として起用したことが、森重のCB(センターバック)人生の始まりだった。ただ、この頃の森重はラフなプレーが目立ち、シーズンで11枚ものイエローカードをもっらた記録があります。
■FC東京
2009年、大分がJ2降格、また、経営難に陥り、移籍を決意、川崎、浦和が触手を伸ばすも、FC東京に入団(ありがとうっ(#^.^#))した。ただ、当時は現G大阪の、これまた、日本代表にもちょいちょい、顔を出す、今野泰幸がおり、層の薄いMFで起用される場面が多かった。しかし、今野もG大阪に移籍し、サイドのクロスボールのターゲットにもなりやすい事から、再びCB(センターバック)で起用される。現在でも太田宏介(FC東京、左CB)とのホットラインは健在。この頃から、大分時代のラフプレイの多さを猛省し、地道なステップワーク練習に励み、出場停止は1試合に激減している。なんでも、きっかけは、小学校時代のサッカークラブの代表から、「そんなプレイしてたら、子供たちに、あれがお前らの先輩だと、よう言えん。」と言われたことがきっかけだそうだ。
■:日本代表歴
- 2013 日本代表、EAFF東アジアカップ2013 優勝、2013Jリーグ優秀選手賞、ベストイレブン選出
- 2014 日本代表、2014FIFAワールドカップ ブラジル出場、2014Jリーグ優秀選手賞、ベストイレブン選出
- 2015 日本代表、2015Jリーグ優秀選手賞、ベストイレブン選出
- 2016 日本代表、2016Jリーグ優秀選手賞、ベストイレブン選出
- 2017 日本代表
■使用スパイク
森重の使用するスパイクシューズは、
メーカは「ナイキ」ティエンボレジェンド6というシューズです。
3.中島翔哉はどんな選手?
- 生年月日 1994年8月23日 23歳
- 出身 東京都八王子市
- 身長㎝/体重㎏ 164/64
- 愛称 ショウヤ
■プロ入り前
6歳でサッカーを始める。2004年に東京ヴェルディの下部組織に加入。中学生時代はブラジルにサッカー留学も経験、2010年には国体の東京選抜で優勝を経験している。2011年クラブユース選手権で連覇達成する。2012年にはオランダのアヤックスに短期留学する。
■東京ヴェルディ
2012年に2種登録で東京ヴェルディの試合に帯同、天皇杯大分戦でトップチーム初出場を果たしている。その年に東京ヴェルディとプロ契約を結んだ。2013年は監督の交代で出場機会が減り、得点も2点を記録するに止まったが、その2点はいずれも決勝ゴールだった。その年の第35節群馬戦でゴールをあげ、その年の最優秀ゴール賞に選ばれている。
■カターレ富山
東京ヴェルディの新体制発足に伴って、FC東京に完全移籍した。また、当時、中島の才能を買っていた、J2カターレ富山に期限付き移籍、FW、トップ下などで出場し、ドリブルからのカットインという得意な形で好機を作るも味方の援護に欠けて、孤立し、得点は伸びなかった。
■FC東京
2015年8月にFC東京に復帰する。シーズン半ばでスタメンがある程度固定されていたことから、FC東京Uー23でJ3リーグ戦に参戦するも、若い選手の中で難しい役割が多く、怪我も重なり、出場機会は少なかった。当時2シーズン制であったことから、2ndシーズン、ブラジル人FWムリキの負傷もあり、左のサイドハーフで登用される。ここで、得意のドリブルからのカットインの攻撃がチームの攻撃にアクセントを与え、第11節の湘南戦でミドルシュートを決め、チーム3連勝に貢献した。
■ポルティモネンセ
2017年8月にFC東京から、ポルトガル一部リーグのポルティモネンセに2018年6月までの期限付き移籍を果たした。本人は自分は海外向というように、移籍後、9月のSLベンフィカ戦で2得点に絡む活躍を見せた。そこからも得点に絡み続け、リーグ選出の最優秀FWにもえらばれている。
■日本代表
- 2011 Uー17日本代表選出。Uー17W杯に出場し、準決勝のブラジル戦で得点をあげる。
- 2014アジア選手権に日本代表で出場。背番号10番を背負って鋭いドリブルで相手DFを巻き、3得点を挙げている。
- 2016AFC、U−23日本代表で準々決勝のイラン戦、決勝の韓国戦に得点に絡み、最優秀選手賞に耀く。
■その他エピソード
- 柏レイソルの小池龍太は母方の従兄弟に当たる。
- 東京都立調布南高校時代、女子日本代表、中里優(日テレベレーザ)は同級生。
■使用スパイク
中島の使用するスパイクは
メーカー「アディダス」エックス15.1LE
というシューズです。